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ミスの捉え方

 最近、あるサッカー選手の著書を読みました。その中に、「崩された失点ではない」「やられた訳ではない」という、選手の一見前向きな言葉への違和感が書かれていました。サッカーの大部分を占めている、常識にとらわれた油断やミスといった事故のような失点にこそ目を向けるべきと一石を投じていました。

 「計算ミスが多かった。」「英単語のつづりミスで失点しちゃった。」等

 本当はもっとできたはずなんだけど……。返ってきた答案を見て、こんな言葉を言った・聞いた経験はないでしょうか?

 実力とは、ミスも含めたもの。計算の不正確さも英単語のあいまいさも実力不足なのです。これを直視せず「結果は70点だけど、本当だったら80点だった」などと考えることは危険です。

 テストや入試、大事な場面になればなるほど日々の取り組み方がしっかりと表れます。ミスは日常を映す鏡。大事な場面でミスを犯さないため、日常を大切にしましょう。

<諏訪市の学習塾 宮坂算数数学塾>

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