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友を鏡に自分を磨く

 皆さんは、鏡なしに身だしなみを整えることがありますか?父親であればひげそりを、母親であれば化粧を、鏡なしにはできないはずです。

 子どもたちを見ていると、共に学ぶ友を意識せずにはいられないようです。より速く、より正確に!!はもちろんのこと、少しでも変わった・目立つ解き方をしたいという姿勢すらうかがえます。

 動物は群れの中で自分を磨くもの。他者より優れていると思えばそれを誇りさらに磨きをかけるでしょうし、劣っていると思えばそれを克服しようと努めるでしょう(諦める場合もありますが)。競争の中で、友を鏡として自分の長短を認識し、どう生きるべきかを探ることは本能だと思います。他者をおとしめることは許しませんが、競争自体はプラスに働くと考えます。

 1人1人に適した個別授業。ときには必要ではありますが、皆で同じ問題に向き合う中で、友は鏡となり、自分を高める貴重な存在となるのです。

 ちなみに、鏡を見ずに身だしなみを整える人を「井の中の蛙」と呼ぶのでしょう。

<諏訪市の学習塾 宮坂算数数学塾>

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