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人に説明できてこそ

 楽しい小学5年生の授業風景より。

 同じ問題を、まったく異なるアプローチで解く2人に目が止まりました。1人は式と言葉のみで、もう1人は図のみで考えており、答えに近づく手順もまったく正反対でした。見ている私は楽しくて仕方がありません!!早速、1人ずつ黒板で説明してもらいました。

 「間違ってないよな?この説明でしっかり伝わるかな?」と、説明する生徒の頭はフル回転。いつもより小さい声が愛おしくなります。一方、聞く方の生徒も「こんな考え方があるんだ!!」と、自分のアプローチに自信は持ちつつも、異なる考え方に感心している様子でした。

 算数は、答えは1つですが、解法はいくつかあるものがあります。またアプローチも、式や言葉・図と様々です。「こうしなさい」と強制することはしませんが、人に説明できるように深く考え、整理することは要求します。

 子ども同士が自分の考えを説明し合う環境。できる限り大切にしたいと思います。

<諏訪市の学習塾 宮坂算数数学塾>

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