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関数はグラフの学習

 個別指導に通う中3生の様子から。

 関数の問題を考える際、当たり前のようにグラフを描き、できるだけグラフ上で考えるように変わってきました。問題を解く力も高まっています。体験授業スタート当初は、関数の問題をほぼ方程式のみで考えており、思うように解けなかったのですが……。座標と変化量の区別すら怪しかったのを覚えています。

 例えるなら、グラフはアナログ時計。ピンポイントで値を出せないことはあるものの、関数で大切な変化・動きの様子を把握するのに優れています。視覚的にパッとわかり、映像として思考できるのがアナログの良さです。

 グラフと方程式。どちらも大切なのですが、やっぱり関数はグラフの学習。思考はグラフ上で行うのが適しています。

 上記の生徒は、関数が見える化されたせいか積極的に取り組むようになり、テスト結果にも反映されました。ほかの要因もありますが、数学が20点ほどアップしています。

 今回は関数の学習についての一例ですが、やり方を変えるだけで驚くほど成果が得られる場合もあります。当たり前だと思っているやり方や考え方……成果が上がらないときは、思い切って変えてみるのもありかも知れません。とにかく、関数はグラフ上で考えるものです。

<諏訪市の学習塾 宮坂算数数学塾>

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